ガラケー全盛の時代はやたらと耳にした出会い系サイト。
スマホになってからなんとなく耳にしなくなった気がしませんか?
今回は飽くなき男女の出会いについての記事に挑みます。
まずは、ガラケー時代に何故あそこまで出会い系サイトが加熱したのか考えてみました。
出会い系ブームの理由
ワードの拡散
一番に考えられるがの『出会い系サイト』というワードが一気に広まったこと。なぜそんなに出会い系サイトと言うワードが広まった(拡散された)のでしょうか?
理由は一人一台とまで普及した携帯電話に届いた出会い系サイトからの迷惑メールです。
まだ迷惑メールフィルターなど存在していなかったガラケーのキャリアメール(@docomoや@ezwebなど)には出会い系業者からメールが送り放題だったのです。放っておいたら一日に100通も迷惑メールが届く・・・・なんてこともザラでしたね。
しかもユーザーは少しもスレていなかった、つまり出会い系サイトに対して知識もなく、警戒心がまだ芽生えていない時期だったので、迷惑メールのリンクを踏んでサクラの餌食となったユーザーがたくさんいました。
中には本物の出会い系も?
ただ、迷惑メールを出す出会い系サイトの中にはサクラが存在しない本物の出会い系サイトなども混ざっていて、そこには女子高生、女子中学生まで登録していた事から、援助交際というワードも大変ブームになり、事件も多発した事から出会い系サイトと言うワードは万人が知る事になったのだと確信を持っています。
ブームはどこへ??
さて、そんな出会い系サイトのブームはどうやって鎮火したのでしょうか。
まず迷惑メールの対応策『長いメールアドレスへの変更』や『迷惑メールフィルター』によって拡散が止まります。
そしてサクラの存在がニュースなどで次々に暴かれていき、ユーザー達にも出会い系サイトに対する警戒心や疑心を抱くようになります。
そこに極めつけでやってきたのが『出会い系サイト規制法』。
児童に対する出会いを促す掲示板の書き込みを禁止する法律です。
つまり『出会い』を謳うことを禁止してしまったのです。
年齢認証をしていれば可能ですが、実質それは難しく、出会い系サイトと呼ばれる業者は次々に撤退していき、実質いま残っているのは『ワクワクメール』『ハッピーメール』などの出会える系サイトと呼ばれるもののみになりました。
世の出会いユーザーたちは出会い系サイトの熱は冷めてしまい、スマートフォンの今では『出会い系サイト』と呼ばれるものには見向きもしなくなった、というのが現状です。
それでも出会いを求めてる?
出会いは男女の永遠のテーマ。
出会い系サイトのブームが終わったからと言って、出会いが終わる訳は永遠にありません。どこかしら出会いの巣窟となるフィールドがあるのだと思っています。
ではどこへ?
分散。だと思います。グリーやモバゲーのようなソーシャル、ヤフー掲示板など様々なコンテンツや媒体に分散しているのだと思います。
それとアツそうなのがリアル店舗の出会い喫茶です。
出会い喫茶も未成年の少女が来店していたとして結構摘発されていますし、ギリギリの所ではないでしょうか。
私個人的にはテレクラがまた復活すると面白いな??などと思ってみたりするのですが、テレクラ店舗情報やツーショットダイヤルの電話番号を掲載しているサイトを見てみる限り、もはや自虐的でテレクラ店舗は惨憺たる状況。でもツーショットダイヤル辺りにも結構人が流れ込んでいるのでは?と思っています。
テレクラブームにしろ、出会い系サイトブームにしろ、不特定多数の出会いに関連するメディアはことごとく潰れていくのが世の常のようですね。